今日はあいにくの雨予報。
屋良部岳に登る予定を断念。
車で観光スポットを
巡ることにしました。
観光スポットと言っても、
我々にとっては
三度目の石垣島です。
今まで行っていない場所となると、
どうしてもマイナー路線に……
マニアック、リピーター向けの
観光地めぐりとなります。
何度か石垣島を旅している方や、
人ゴミを避けて旅したい方、
我々のように
観光スポットの石碑や
案内に書かれた説明を
しっかり読んで楽しむタイプの方は、
よろしければ参考にしてください。
流し見で通り過ぎてしまう方は
基本ビジュアル重視かと思いますので
おススメしません。
ただ、雨だからといって
混雑する川平湾近辺で
食事をして、
土産物を見て、
いたずらにやり過ごすよりは
きっといい時間が
過ごせるのではないかと思います。
様々なアクティビティや
オプショナルツアーとは異なり、
雨でも傘とレンタカーさえあれば
自分たちだけで
何とかなるスポットばかりです。
本日は以下の順序で行動しました。
龍神鍾乳洞
今日のスタートは、龍神鍾乳洞。
石垣島で一番メジャーなのは
石垣鍾乳洞、
その次がサビチ鍾乳洞、
といったところでしょうか。
我々は両方すでに行きましたから、
今回はあえて龍神鍾乳洞を選びました。
この龍神鍾乳洞、
事前に口コミなどを見ると、
”無料だった”と書かれていたり、
”有料で支払いした”と書かれていたり。
公式ホームページなどは一切なし。
googleの道案内に従って行ってみると、
普通に見つかりましたよ、
車場と龍神鍾乳洞の入口。
料金所や券売機などは見当たらず。
我々の車以外は
一台も止まっていません。
この二つの看板の間の下り坂を
おそるおそる下ります。
すると……
おお!本格的な鍾乳洞です!
ライトアップもされてます!
誰もいないので
気兼ねなく写真取り放題です!
結局一時間くらい
鍾乳洞にいました。
そのあいだ、
我々以外の観光客は一人もなく、
まさに貸し切り状態。
人ゴミ嫌いな我々には
嬉しい限り。
本格的な鍾乳洞を
無料で堪能できました。
”無料”と考えると
結構見応えありますので、
個人的にはオススメです。
雨の日でも濡れません。
ガイドブックには絶対載らない
ちょっぴりマニアックな
観光スポットがお好きな方は
是非行ってみてください。
唐人墓
唐人墓とは、
バウン号事件で非業の死を遂げた
沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語
中国人の霊を祀った墓です。
バウン号事件とは、
19世紀中頃、
中国からアメリカへ向かう
商船バウン号内で、
虐待に耐えかね
暴動を起こした中国人たちが、
船長を撲殺したため
石垣島に置き去りにされ、
その後、
派遣された英国軍隊によって殺害、
あるいは
捕虜にされた事件を言います。
古い石積みの墓碑が残されていた場所に、
1972年に中国風の様式で建立されました。
人墓は、きらびやかな外観の影に
悲しい歴史を秘めた墓です。
鍾乳洞を出るころから
雨脚が強くなり、
雨の中頑張りました。
近づくとバウン号事件の内容が
刻まれていますが、
Wikipediaを併用した方が
わかりやすいかもしれません。
この碑に書かれていないことも
より詳しく記載されているので
勉強になります。
けっこう残酷なお話です。
気になる方はぜひ
ググりながら
観光してみてください。
新川焼窯元
和食器が好きです。
国内を旅行したら
必ず現地の窯元を
訪れるようにしています。
新川焼窯元は、
昨年の年末年始に訪れた際、
日常使いの大きめの
コーヒーカップを購入し、
とても気に入って使っているので
再訪です。
いざ建物に入ると
あれ?????
焼き物が少なすぎる!!!
どうして???
昨年来た時はたくさんあったのに。
それでも、数少ない焼き物の中から、
可愛らしい花瓶2点に目をつけました。
値段も貼られていないので、
声をだして作家のお父さんを
呼び出してみました。
作家のお父さんは本当に素朴な方です。
そして作品が少ない理由を
聞いてみたところ、
コロナの行動制限が解けて
お客さんが増えたからだそう。
そうか、売れてしまったんだ。
それはよかった🥰
と嬉しくなり、
花瓶を2つとも購入しました。
ネットでいろいろ調べると、
新川焼のファンは
たくさんいるみたいです。
ぬくもりがあって、
何一つ同じものがないのも特徴です。
自分のお気に入りを探し出すのが
たのしいです。
ユーグレナモールの土産屋でも
新川焼は売られていますが、
窯元に来た方が
少しお安く手に入ります。
ただ、窯元ですので、
今回のようにモノが売れてしまって
品薄のこともあるので、
気に入ったものが
手に入るかどうかは、
まさにタイミングですね。
この作家さんには
これからも素敵な作品を
作り続けてほしいです。
今回購入した花瓶、
昨年購入したコーヒーカップ、
どちらも大切に使おうと思います。
かぶさ食堂(昼食)
そろそろお昼ごはんの時間。
rinが選んだ”かぶさ食堂”へ。
新しいコンテナハウスの
一角にあります。
店内に入ってもいいし、
入り口側に設けられたテーブルで
景色を見ながらお食事もできます。
こちらのおススメは、
ウコンが練りこまれた”黄金そば”。
八重山そばが少しだけ
スパイシーになった感じです。
美味しかったです。
このお店でなければ食べられない味。
観光客というより、
地元の人がたくさん来てました。
地元の人に愛される店は
本当によいお店なのだと
思います。
来られてよかったです。
お値段も良心的。
ご馳走さまでした~😀
宝来宝来神社
来ちゃいましたよ、
B級感あふれる珍スポット。
沖縄県石垣島にある宝来宝来神社は、
宗教法人の認証を受けている
日本最南端の神社です。
宗教法人石垣宝来宝来神社
(いしがきほぎほぎじんじゃ)は、
熊本県南阿蘇村の
宗教法人宝来宝来神社の
分社となります。
ご神体は
熊本宝来宝来神社より伝わる大岩様で、
金運・宝くじ当選・良縁・開運を
もたらすとされ、
全国から多くの参拝者が訪れます。
【公式】石垣宝来宝来神社 | 沖縄県石垣市 | 日本最南端の神社
財布供養もしているようで、
拝殿(本殿??)の中には
ボロボロのお財布が
たくさんとは言えませんが、
数としては20個くらい
置いてありました。
どのお財布も
これでもかってくらい
ボロボロで、
高級ブランドのお財布は
一つもありませんでした。
屁理屈のようなことが
たくさん書かれていて
読んでいくと
めちゃ面白いです。
結局は
宝くじを当てることに
全精力を注ぎこんだ神社です。
”お金がたくさんあっても
幸せになれるとは限らない”
みたいなことを言いつつ、
一番お金に執着している印象😅
宝くじに当たったら
この神社に参拝しろとも
書かれていて、
(たくさんお賽銭を持ってきてね)
ってことなんだと
理解しましたよ。
宝くじを
一切買わない我々にとって
真剣に参拝する人の気持ちは
よくわかりませんが、
かなり楽しかったです。
煩悩に満ち溢れた神社。
遊び心にで片付けるには
お金かかってます。
この神社を創った方は、
宝くじで一攫千金したのかな。
お金の使いどころに困って
こんな神社を
創ってしまったのかもしれないな、
なんて想いを巡らしながら
退散しました。
笑いました。
おもろかったです。
ありがとう。
フルスト原遺跡
本日最後の観光スポット、
フルスト原遺跡へ。
専用駐車場に車を止めたら、
すぐそこに石碑があり、
そのそばには
空爆から逃れるために掘られた
防空壕があります。
この穴は格納庫としても
利用されていたとのことです。
そこから10分~15分くらい、
しばらく歩きます。
到着しました。
石を積んだ遺跡がたくさんありました。
こういう遺跡が大自然の中、
普通に遺されているってスゴいです。
そういう場所が
石垣島にはたくさんありますね。
もしタイムマシーンがあったら
フルスト原遺跡が
現役で人々に利用されている場面が
見てみたいですね。
かなりの長期にわたって
様々な用途で利用されたみたいです。
オヤケアカハチの居城だったとも
言われていますから、
アカハチさんにも会えるかなと、
脳内でタイムスリップしてみたり。
妄想族なので。。。
おときち(夕食)
マンションに帰って
一息ついてから、
夕食で予約していたおときちへ。
焼肉居酒屋です。
石垣牛が美味しい石垣島は、
焼き肉屋がたくさん。
焼き肉屋って
お手頃から高級店までありますが、
おときちさんは
お手頃に類するお店です。
18時過ぎに到着しましたが、
すでにお客様でいっぱい。
予約しておいてよかったです。
人気店ですね。
店内はとても清潔です。
提供スピードも速く、
味もよく、
快くお食事できました。
実は明日は西表島で
愛犬みねちゃんと一緒に
マリユドゥ・カンビレーの滝へ
トレッキングに
行こうと思っているのですが、
またまた雨予報。
今も大雨。
こんなにお天気に恵まれない石垣は
初めてです。
でもいいや、今日、
マイナーな場所ばかり行ったのに
結構楽しめたから、
また明日もこの路線で
行ってみようかな。
帰って明日どう過ごすか考えます。
ではまた明日😘