劇団四季 アナと雪の女王 2022.11.19 感想 ☆ 谷原志音エルサ 三代川柚姫アナ

観劇・映画鑑賞レポ

bunとrinは
2022年11/19に東京まで足を伸ばし、
「美女と野獣」のマチネ、
「アナと雪の女王」のソワレを
一日で観るという
弾丸観劇ツアーに行ってきました。

「美女と野獣」については
先にレビューした通り
残念な感想しか残りませんでした。

(「美女と野獣」のレビューはこちらです)
↓↓↓
https://bunrin.blog/bb2022-11-19review/

「アナと雪の女王」
(以降アナ雪と表記します)
については
本当に素晴らしかったです👍。

数年前に
ディズニーのアニメ映画で
アナ雪が人気沸騰した際、
我々も映画館に足を運びましたが、
正直、
映画にハマることは
ありませんでした。
音楽は素敵だと思いましたが、
ストーリーそのものは
「美女と野獣」の方が
優れていると思いました。

でもアナ雪は
アニメ映画より
舞台の方が
はるかに素晴らしいです。

アナ雪の舞台のクオリティは、
映画を軽々と超えていました。

今回が初観劇となりましたが、
わざわざ東京まで飛行機に乗って
足を運んだ甲斐がありました。


では、
今回印象に残ったキャストさんの
感想を述べたいと思います。

エルサ 谷原志音さん

彼女、
文句なしでエルサにピッタリです。
彼女の持ち味って
クールビューティーですよね。

見た目からエルサそのもので、
エルサの衣装も
本当に良く似合います。

姉として、王として、
常に理性を持って
振舞おうとする姿が
谷原さんからは
ひしひしと伝わりました。

感情を惜しみなく
前面に出していく役よりも、
熱い想いは胸に抱きつつ、
周囲には
冷静さを装うような役の方が
彼女には
合っているのかもしれません。

これまで
エビータのタイトルロール、
リトルマーメイドのアリエル、
ジーザスのマグダラのマリアを
観たことがありますが
なかでも
エルサが
一番彼女のハマリ役ではないかと
思うほどでした。

あの「エビータ」で
何週間か連投されても
耐えることのできる
強靭なノドをお持ちの方なので、
やはり歌はすごい安定感です。

グッと抑えた演技と、
それとは反した
パワフルな歌唱力が必要なこの役、

まさに谷原さんのために
あるような役ですね。
美しかった~。
素晴らしかった~。


なぜ彼女が開幕キャストに
選ばれなかったのか
本当に不思議です。
開幕キャストのエルサは
三井 莉穂さん、
岡本瑞恵さんでしたが、
このお二人が演じると聞いた時、
実はあまり興味が
持てなかったんです。
お顔立ちから、
エルサが
想像できなかったというか。。。
見た目や顔立ち、雰囲気って
演技力・歌唱力・ダンス力と
おなじくらい
とても重要な要素だと
思っているので、
開幕キャストのお二人は
エルサとして
ピンと来なかったんです。
テレビで取り上げられいても
「なんか違うな」って
思っていました。
だから、
今回自分が初めて観る
「アナ雪」のエルサ役が
谷原さんで本当に良かったです。
彼女なら
全てがピンと来ます。

とても美しいですが、
彼女ももうアラフォーです。
今がまさに
女優として
若い役でも
違和感なく演じることができる
ぎりぎりの年齢ですね。
坂本里咲さんが
アラフィフでベルを演じていたのに
かなり無理があったように、
やっぱり、
役に適した俳優の年齢って
絶対にあると思うので
この役で彼女を見られる時間は
そんなに長くはないかも
しれませんね。

初観劇のため
他のキャストと比較することは
できませんが、
彼女のエルサが一番だと思う人は、
きっと少なくないはずです。
以前から
彼女が出演すると、
なぜか観客が喜ぶという、
スター性を持った女優さんだと
思っています。

アナ 三代川柚姫さん

三代川さん、
これまでに何度か
名前は耳にしたことがありましたが、
舞台で拝見するのは
今回が初めてです。

こんなにも
愛嬌のある女優さん、
いるんですね。
カワ(・∀・)イイ!!です!!!

三代川さんが登場して
10分ほどで、
彼女のことが
大好きになっていました。

ともかく
子犬のように可愛らしくて、
全くイヤミがなくて、
見ているだけで
思わず笑っちゃう。
こんなにカワイイ妹がいたら、
そりゃあエルサ姉さんは
大切にしますよ。

素の三代川さんは
一体どんな方なのだろうと思うほど
元気爆発ではないですか!!!
歌も、ダンスも、
演技も素晴らしい。
観客の笑いも
しっかりとれていました。


アニメと違って
ミュージカルのアナ役は
出ずっぱりで、
歌いっぱなしで、
しゃべりっぱなしで、
本当に大変な役。


この役が、
アナ雪のすべてを
背負っていると言っても
過言ではありませんね。


常に高いテンションを
保たなければならないし、
演じるのは
俳優さんにとって
とても消耗が
激しい役かと思います。

くれぐれも
お体に気を付けて
演じ続けてほしいです。
三代川さん、
応援しています☺️☺️☺️。

まとめ

谷原さんも、
三代川さんも、
開幕時には
キャスティングされていなかった
方々です。
でも、
主役がこのお二人で
本当に良かったと
心から思いました。

アニメでは
さほど伝わらなかったのですが、
最終的に観客に伝えたい 
”兄弟愛”というものが
しっかりと表現されていました。


あとアンサンブルの男性陣、
イケメンが多いです。
長身のイケメンでした。
いつ頃からか劇団四季は
やたらと
小柄な男性ばかりになったなー
って感じていたので、
少し安心しました。


クリストフの南晶人さん、
ハンスの塚田卓也さん、
オラフの山田充人さん、
それぞれ役に
ハマっていらっしゃり
良かったです。

久々の劇団四季オーケストラ。
やっぱいいですね~、
生演奏は。
オペラ座の怪人や
クレイジー・フォー・ユーを
生演奏で観ていた時代が
懐かしいです。
チケット代もずいぶんと
値上げになるようですし、
東京に限らず
全ての主要公演に生演奏、
是非とも復活させてほしいです。

素晴らしい俳優陣、
美しい衣装、
最新の技術を駆使した
舞台装置や美術、
オーケストラの生演奏・・・

すべてが相まって
贅沢な気持ちになれた

公演でした😘。

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